5年後の東京五輪開催に向け、メイン会場である新国立競技場の着工が目の前に迫ってきた。 建設予算やデザインをめぐる騒動はいまだ鎮火しそうにないが、いよいよ完成に向け始動…と思いきや、実は深刻な問題が囁かれている。「腕の立つ鳶職人が不足している」というのだ。 しかし、そもそも鳶職人の不足があれほど巨大な建造物の建設で問題になるのか…。それほど鳶職人は重要な役割を担っているの? そこで現役バリバリの鳶職人である多湖弘明さん(38歳)に話を聞いてみた。 鳶職人といってもその仕事は多様。どの業者よりも先に現場に乗り込み、工事現場の仮囲いを造るのがひとつ。次に、建物の要となる鉄骨を組み立てたり、職人が安全に働くために必要な足場を組み立てたり…と多岐にわたるのだ。 そして実は、鳶職人こそが工期の長短を決めるカギでもあるという。基礎工事は天候に左右され遅れが出やすい。仕上げ工事では職種や作業員の数
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