IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12日、「Microsoft Officeにおける情報漏えいの問題」(JVN#20459920)を、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」において公表した。 それによると、古いバージョンのMicrosoft Officeでクリップアートなどのファイルを挿入した際、「代替テキスト」にローカルファイルの絶対パスが保存されるため、第三者によって、ファイルシステムやユーザ名に関する情報を取得される可能性があるとのこと。 たとえばWord 2007では、クリップアートなどを選択し、右クリックメニューから「サイズ」を実行することで、誰でも簡単に「代替テキスト」を確認できる。この際に、Windowsのユーザー名などを含むディレクトリが表示されることとなる。 対象はMicrosoft Offi