来月のソチオリンピックを前にロシア南部でイスラム武装勢力に対する掃討作戦が強化されるなか、15日、治安部隊と武装グループとの間で銃撃戦が起き、武装グループのリーダーなどが死亡しました。 ロシア南部、ダゲスタン共和国のハサビュルト近郊の村で15日、ロシア内務省の特殊部隊と、住宅に立てこもったイスラム過激派の武装グループとの間で銃撃戦が起き、武装グループの2人と特殊部隊の隊員3人の合わせて5人が死亡しました。 ロシアの国家反テロ委員会によりますと、死亡した武装グループの1人は地元の武装グループのリーダーの男だということで、去年12月、南部のピャチゴルスクで市民3人が犠牲となった爆弾テロに関与した疑いも持たれています。来月ロシア南部のソチで冬のオリンピックが開かれるのを前に、周辺地域では、公共交通機関や鉄道の駅などを狙った自爆テロが相次いでおり、ロシア政府は厳戒態勢でソチの警備に当たるとともに、