ソフトボールの日本女子リーグ1部「ペヤング」の全選手約20人が今月末で退社することが5日、分かった。チームを運営する「まるか食品」の主力商品で昨年12月に「ごきぶり混入問題」を引き起こした「ペヤングソースやきそば」の生産業務が多忙となり、10人以上が退部を決断したことが引き金となった。まるか食品は2日付で日本協会に休部を届け出たが、このまま廃部となる可能性が極めて高い。 2020年東京五輪での復活に沸くソフトボール界が激震に見舞われた。 「ペヤングソースやきそば」にごきぶりの混入が指摘されたのは昨年12月。「まるか食品」では約5か月間生産を自粛した。6月に関東地区で販売を再開すると、わずか2日間で400万食が売れ、生産能力の3倍近い追加注文が殺到した。7月以降は他地域でも順次販売を再開。本社がある群馬・伊勢崎市の工場は、現在でも24時間昼夜二交代制でフル稼働を続けている。 この「ペヤ