NHKは20日、気象庁が3月7日から新たな津波警報の運用を始めることに伴い、津波情報や避難の呼び掛けを伝えるテレビ画面を分かりやすい表現に改めると発表した。画面右上で、子供や外国人向けに「すぐ にげて!」と平仮名で表示するなど、短い表現を使い、見やすさや分かりやすさを重視した。 NHKによると、平仮名表示は、多くの子供が在宅していると予想される平日午後などの警報発令時の使用を想定。避難を呼び掛ける画面上の白抜き文字は、大津波警報時は紫色、津波警報時は赤い枠でそれぞれ囲む。 3~10分以内の津波到達が予想される場合は「すぐ来る」といった短い表現を使用。ワンセグ視聴者を考慮し、画面上の文字をこれまでより大きく表示するなど工夫する。 一方、「東日本大震災を思い出してください」などと避難を呼び掛けるアナウンサーの口調を強い表現に改めたことについては、当面継続することを決定。昨年12月の三陸沖地震で