沖縄県宮古島市の下地島の海底洞窟で、触手がうさぎの耳のように見える新種のゴカイが発見されました。 このゴカイは沖縄県立芸術大学の藤田喜久教授と、デンマークのコペンハーゲン大学の教授による共同研究チームが、2018年の10月に宮古島市の下地島の海底洞窟で行った調査で発見しました。 その後、詳しく解析した結果、これまでに見つかっているいずれの種とも異なることがわかり、新種であることが確認されたということです。 ゴカイは体長がおよそ0.5ミリの小型種で、触手の形がうさぎの耳のように見えることから「イラブドウクツウサミミゴカイ」と命名されました。 洞窟性のゴカイ類は、大西洋のカリブ海沿岸やカナリア諸島に多くの種が存在していますが、今回の発見によって琉球列島においても、それらに匹敵する多様性が確認されたとしています。 藤田教授は「海底洞窟の調査がこれまであまり行われない中、琉球列島の海底洞窟内の小型
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