11日午前、長崎市内で行われていた掘削作業の機材が下にあるJRのトンネルの天井を突き抜け通過していた特急列車に接触し列車の一部が損傷しました。乗客と乗員にけがはありませんでしたが掘削作業を発注した鉄道・運輸機構は「1歩間違えば大事故につながる可能性もあり深刻に受け止めています」とコメントしています。 確認を進めたところトンネルの上の部分で行われていた掘削作業の機材がトンネルの天井を突き抜けて「かもめ」16号に接触し、先頭車両の前の部分などが損傷していました。 乗客154人と乗員4人にけがはなくJR九州は、乗客をバスなどで目的地に送ったということです。 掘削作業を発注した鉄道・運輸機構は「1歩間違えば大事故につながる可能性もあり深刻に受け止めています。原因究明を徹底的に行い再発防止策を検討し工事の安全な施工に努めます」とコメントしています。