国立科学博物館は9月1日、2015年度の「重要科学技術史資料」(愛称:未来技術遺産)に、NECの8ビットPC「PC-8001」(1979年製作)やソニーのエンターテインメントロボット「AIBO」(99年製作)など25件を登録したと発表した。未来技術遺産の合計登録数は209件となる。 PC-8001やAIBOのほか、シャープの8ビットPC「MZ-80K」(78年製作)、日立製作所の8ビットPC「ベーシックマスター MB-6890」(80年製作)、富士フイルムの世界初の高感度(ASA400)カラーネガフィルム「フジカラーF-II 400」(76年製作)、パイオニアの世界初の半導体レーザーを使った民生用LDプレーヤー「LD-7000」(83年製作)などを登録した。 9月15日に同館で登録証授与式を行い、同日から10月4日までパネル展示する。9月15~27日のみ、一部実物資料を展示する予定だ。