ダイエットに”フリーズドライ・ふん便”が受け入れられるとは考えにくいかもしれないが、これが減量に非常に効果的な可能性があるとのことで、実用化に向けて実際に治験が行われることになったそうだ。 今年から開始されるランダム化比較治験では、肥満治療に対する糞便の有効性が試験される。また人体の微生物叢の詳細や、その健康と代謝に果たしている役割についても調査されるという。アメリカ、マサチューセッツ総合病院のイレーヌ・ユー助教による本治験は、痩せた健康な提供者から大便サンプルを採取し、これをフリーズドライした上で1、2gほどカプセルに入れ、20名の肥満患者に投与する。