東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムは、「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展を2019年6月30日まで開催しています。 同展はドガの傑作《リハーサル》を初めて日本で展示すると、話題になっています。 《リハーサル》は第一回印象派展が開かれた頃の作品で、新しい芸術運動の息吹を感じさせるものです。 モチーフはドガの好んだバレエダンサーで、対象をキャンバスの中心からはずした構図のユニークさが際立っています。 一方で、別の見方を提唱する人もいます。 コラムニスト・山田五郎さんの『ヘンタイ美術館』は、古今東西の名立たる画家をとりあげて「誰が一番ヘンタイか?」を決める不届き(?)な本です。 弟子の少年を愛人にしていたダ・ヴィンチから、カッとなって殺人を犯したカラヴァッジオ、女性の股間のアップなどタブーを破るようなヘアヌードを描いたクールベなどそうそうたるメンバーが12人並ぶ中で