全国の陰陽道関係者らでつくる「日本陰陽道会議」は26日、災難に遭いやすいとされる男女の厄年を2018年から新たに3つ追加することを決めた。平均寿命が伸びていることに合わせた措置で、最高は122歳。 陰陽道が起源とされる厄年は、一般的に男性が25、42、61歳、女性が19、33、37、61歳。年齢の根拠は不明だが、健康面で不安が訪れやすい時期と言われている。しかし、陰陽道が成立した古代に比べて、現代では平均寿命がほぼ倍に伸びていることから、同会議では61歳以降の厄年制定について、ここ数年検討を重ねていた。 全会一致で承認された新しい厄年は男女共通で89歳、101歳、122歳の3つ。89歳と101歳は、米寿(88歳)と百寿(100歳)を迎えた安心感で油断しやすいことが選定の理由。また人類最高齢記録でもある122歳は、健康不安どころか死そのものがほぼ確実に訪れる年齢として設定した。 厄年を追加し