「新語・流行語大賞」の英語版、イギリスの「オックスフォード辞典」が、2015年の「ことしの文字」に「喜びの涙を流す顔」の「emoji(絵文字)」を選びました。実はこの「絵文字」、日本が発祥のコミュニケーションツールで、今では世界中で「emoji」として浸透しています。NTTドコモでiモードの開発に携わり、「絵文字」の生みの親とも言われる栗田穣崇さんに、「絵文字」開発の舞台裏とデジタルコミュニケーションの今後の行方について、経済部の加藤陽平記者が聞きました。 1999年、NTTドコモは、携帯電話でメールやインターネットをするため、iモードを開発しました。このとき同時に生み出されたのが、絵で感情や物事を表現する「絵文字」です。 その「絵文字」の生みの親と言われるのが、栗田穣崇さん。現在はドワンゴの執行役員です。お気に入りの絵文字はメールの意図をポジティブに補うハートだということです。 Q: