そこまで嫌われていたなんて--。高学歴やプロフェッショナルな外国人が「働きたい国」に選ぶ順位で、日本はアジア11カ国中ビリ、世界の63カ国の中でも51位、という、がっかりな結果が出た。 調べたのは、スイス・ローザンヌにある国際経営開発研究所(IMD)というビジネススクール。有能な人材を確保する要件を30項目選び、それぞれ評価したものを総合して国際ランキングにしている。 その2017年版だ。総合評価で日本は31位と全体の真ん中だったのだけど、「海外の頭脳を引きつけるビジネス環境があるか」、つまり彼らが働きたい国か、の項目で、中国(34位)よりもインド(36位)よりも韓国(48位)よりも低くアジア勢で最下位となった。