エサやりでオランウータン死亡、その理由とは!? 天王寺動物園 (1/2ページ) 2008.12.17 12:50 大阪市天王寺区の天王子動物園で、2匹のメスのオランウータンへの入場者のエサやり行為が問題となっている。昨夏に当時飼育されていたオスが、客が与える菓子類による虫歯が原因で死亡。その後、園はおりの前に看板を設置して注意喚起したが効果は今ひとつ。同様の問題は各地の動物園共通で、対策に苦慮している。 園の中央部にあるオランウータン舎。ガラスで囲われた屋内展示場で、モモコ(22歳)は飼育されている。人工保育で育てられたために人なつっこく、屋外展示場に出すと客に手を伸ばして菓子をねだるためだ。モモコが屋外に出られるのは休園日だけ。同園がモモコを屋外展示場に出さなくなったのは昨夏からで、“夫”のサブの死がきっかけだった。 モモコと同い年だったサブは昨年8月に死んだ。人工保育で育ち、人になれ