米国に、野良猫たちを救おうと、自身のお金と労力を注ぎ込んで猫の“村”を作った男性がいる。2003年に30エーカー(約12万平方メートル=約3万6,000坪)の木の育成場を買い取り、それまで飼っていた猫を含めて11匹でスタートしたこの“村”。現在は660匹もの猫が暮らし、男性は日々、いろいろな猫の世話に奔走する生活を送っているそうだ。 米環境専門チャンネル・プラネットグリーンによると、かつてフロリダ州ジャクソンビルのマンションで生活していたクレイグ・グラントさんは、ある日、困った問題に直面した。彼の息子が独立して家を出ていく際、それまで世話をしていた猫を置いていくことになったのだ。グラントさんは猫が好きではなかったものの、息子の代わりに世話をすることに。しかし、ほどなくしてさらなる問題に直面してしまう。2か月後、猫が5匹の子猫を出産して数が増加。グラントさんは当初、子猫は手放したいと考えてい