――3DCGアニメーション作家として、黎明期より活動を続けるロマのフ比嘉さん。その制作活動20年を前にする中で、CGアニメをめぐる状況は変化を続けてきた。個人制作のCGアニメの変遷と共に、ロマのフさんのこれまでを振り返ってもらった。 「もうそんなになりますかね」。そう振り返るロマのフ比嘉さんは、和歌山生まれ、沖縄・宮古島育ちのCG映像作家だ。 高校進学で本土に渡り熊本、そして大学進学で上京したロマのフさんがCGによるアニメーション制作を始めたのは約19年前、1996年のことだった。 「当時、飯野賢治さんのゲーム『Dの食卓』が流行っていたので、ああいうキャラでCGが動くのがすごいじゃないかと。それでX68000用のDoGA CGA SYSTEM【編注:CGアニメーションの制作ソフト】を使ってみました。ただGUIがほとんどないので、例えば車の曲がる時の車体の角度を求めるために微分で計算したりと
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