ビスカッチャの成体の体長は50〜65cm、尾はやや長めで尾長15〜20cm、形は柴犬のように巻き尾の形になっている。体重4〜8kg。指の数は、前足が4本、後ろ足が3本であり、これはモルモットなどと同様である。 夜間の気温は-15度以下にもなるため、発達した毛皮を持っている。基本的に草食性であり、草や草の種子などを食す。 山岳地帯などの高地で暮らしている為、酸素濃度が薄いことから、体力を無駄に消耗しないようにするため、普段はほとんど動くことはない。落石以外はほとんど動かないとも言われるが、外敵を見かけると岩の上を素早く飛び回り、巣穴に逃げ込む。生息域は岩場が主であり、マチュピチュ遺跡などにも生息することから、観光客の目に触れることも多い。 マチュピチュ遺跡のビスカッチャ
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