2015年8月に凍った状態で発見された2頭のホラアナライオンの子ども。(PHOTOGRAPH COURTESY OF THE ACADEMY OF SCIENCES OF THE REPUBLIC OF SAKHA (YAKUTIA)) シベリアで凍った状態で見つかった絶滅種ホラアナライオンの子ども2頭について、ロシアの研究者が11月17日に記者会見を開き、発見の経緯や2頭が死亡したときの状況を推測した。(参考記事:「シベリアで氷河期の絶滅ライオン見つかる」) ホラアナライオンは、約1万年前に絶滅したと考えられる現生のライオン(Pantheral leo)の亜種。今回見つかった子ライオンは、シベリアのサハ共和国でマンモスの牙を探していた人々によって発見された。当初はそれが何ものかよくわからず氷河の中に置いておいたが、その後、分析のためヤクーツクの科学者のもとに送った。(「冷凍マンモス「リュ