24日夜遅く、福島県いわき市の市街地にある幹線道路で道路脇の山が崩れ、信号がなぎ倒されるなどして今も通行止めになっています。当時、まとまった雨は降っておらず、県が原因を調べています。 崩れた土砂は、電柱も兼ねていた信号機をなぎ倒して道路をふさぎ、周囲が一時、停電となったほか、今も通行止めとなっています。 現場は商業施設が立ち並ぶ片側2車線の幹線道路で、警察によりますと、車などが土砂に巻き込まれたという情報はなく、けが人もいないということです。 現場近くに住む男性は「家にいたら、『ドン』という大きな音がして見に来ました。崩れるとは思っていなかったので、とても怖いです」と話していました。 県によりますと、崩れた山は岩盤の上に厚さ数十センチの地層が重なっていて、むき出しになった岩盤には数メートルほどの長さの亀裂が複数見つかったということです。 当時、まとまった雨は降っておらず、県は岩盤の一部と、