流通大手のイオンは、大手スーパーのダイエーに対してTOB=株式の公開買い付けを行った結果、44%余りの株式を保有して子会社化することが決まり、経営の主導権を握ってダイエーの本格的な再建に乗り出すことになりました。 イオンは、ダイエーを子会社化するため、先月25日から今月21日までダイエーの株式を1株当たり270円で買い取るTOB=株式の公開買い付けを行いました。その結果、イオンはこれまで保有していた分と合わせて、ダイエーの株式の44.24%を保有することになりました。 過半数には達していませんが、イオンはすでにダイエーに対して取締役の過半数を派遣しているため子会社化の条件を満たしており、経営の主導権を握って赤字が続くダイエーの本格的な再建に乗り出すことになります。 これに合わせて、22日は両社のスーパーで食品や日用品の値下げセールも始まりました。 イオンは、今後、商品の仕入れを共同で行うほ