島根県沖で2014年、東洋漁業(長崎市)の巻き網漁船第1源福丸(135トン)が沈没し、4人が死亡、1人が行方不明になった事故で、国の運輸安全委員会は28日、網にかかったサバの群れが一斉に海底方向へ泳ぎ、転覆につながったとする調査結果を発表した。 事故は14年12月24日未明、網の引きあげ作業中に起きた。調査報告書によると、船体はサバの群れの動きによって網ごと海底方向に引き込まれ、甲板に波がかぶるなどして右舷側から転覆した。報告書は、魚群が一斉に動いて船体が傾くことを想定し、傾きを戻すために網を切断したり、引き上げを中断し網を繰り出したりする訓練の実施を求めた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く