原子力発電で生まれる高レベル放射性廃棄物、核のゴミをどう処分するのか。先送りできない大きな課題です。
![“高レベル放射性廃棄物 処分場選定へ マップ公表|NHK NEWS WEB](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5a8251bb729c0ea39ef9115299509cdd2376b99e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fspecial%2Fkakunogomi%2Fimages%2Fogp.jpg)
東京電力福島第一原子力発電所の事故で発生した放射性物質を含む廃棄物を巡り、基準の濃度を超えているのに指定廃棄物に指定されず、処分が宙に浮いたままの廃棄物が7つの都と県で少なくとも3100トン余りあることが分かりました。保管する自治体や農家が風評被害などを懸念して申請を行わないためで、環境省が今後、処分の検討を始めることになりました。 NHKが東日本の500余りの自治体にアンケートを行ったところ、濃度が基準を超えているのに申請を行わず、指定廃棄物に指定されていない廃棄物が、少なくとも岩手、宮城、福島、茨城、埼玉、千葉、東京の1都6県の30の自治体で合わせて3114トン、あることが分かりました。 指定を申請しない理由について、8つの自治体が指定廃棄物があることによる風評被害への懸念を挙げたほか、指定廃棄物の処分場の建設が難航しているため、指定されると自分たちで保管せざるを得なくなることなどを挙
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