興味深い発電方法が北海道新聞に紹介されていたので、紹介する。 道内地下に95億トン 眠る石炭をガス化し活用 三笠市、月内にも実験 ひと言で言えば「地下にある石炭を掘り出さずに、地下で部分的に燃やしてガスを取り出して、そのガスを燃やして発電する」という方法。実用化ができれば、石油と比べて豊富にある石炭資源を低コストで使うことができる。掘り出した石炭を単に燃やすよりもCO2の排出量を減らすことが可能だ。地熱や風力を利用した再生可能エネルギーが十分に低コストになるまでの、中長期的な(数年から数十年の)つなぎとして有望かも知れない。 石炭の採掘が難しいのは、炭坑内で人間が作業できるように空気を送り込む必要があるため、その空気が炭塵(石炭の細かな粉)や石炭から発生したガスと反応して爆発してしまう危険がある点。 工事の段階から一切地下には人を送り込まずに、地上からのリモート操作だけで、ガスや熱の形で取