「東京メトロポリタンテレビジョン=TOKYO MX」が沖縄のアメリカ軍北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対する人たちを取り上げた番組について、BPO=「放送倫理・番組向上機構」の放送倫理検証委員会は、「重大な放送倫理違反があった」とする意見をまとめました。 この番組について審議していたBPOの放送倫理検証委員会は14日、結果を公表しました。 それによりますと番組は外部の制作会社が取材し「TOKYO MX」に納品していましたが、委員会が聴き取り調査をした結果、日当の疑惑の裏付けとして放送で示された資料やインタビューなどが疑惑を裏付けるものとは言いがたいほか、救急車の到着が大幅に遅れたケースも見当たらなかったと指摘しています。 委員会は「TOKYO MX」の考査担当者が納品された完成品を放送前にチェックしていなかったとしたうえで、「抗議活動を行う側に対する取材の欠如を問題とせず、裏付けの