ヴィンランド・サガ(10) & ナナとカオル 6 (以下、この本に関するネタバレありなので駄目な人は回避して下さい) ヴィンランド・サガもついに二桁まできた。 主人公のトルフィンはすっかり農奴が板についてきた。 この巻も完全にファームランド・サガだったよ。 トルケル、クヌートといった個性の強いキャラたちの出番は皆無で ぶっちゃけ地味なんだけど、それでも十分に面白いから仕方ない。 父とアシェラッドの幻影に諭され、二度と人を傷つけない、本当の戦士 になる、生まれ変わるんだと誓うトルフィン。 そんな心の成長は素晴らしいのだけど、暴力と決別しちゃったらこの先 の展開はどうなってしまうんだ? まさかこのまま農場漫画に? いろんな意味で今後の物語が楽しみになってまいりました。 これで刊行ペースがもう少し速かったらなぁ。 ナナとカオルは新刊を読むたびにもう買うのを止めようと思うのだけど 結局買ってしまう