広島県安芸高田市の『土師ダム』で水中にもぐって作業をしたいたダイバーがダムを放流するための管に流され死亡しました。警察は何らかの原因で放流を止めずに作業が行われていたとみて事故原因を捜査しています。 きょう午前9時すぎ、安芸高田市八千代町の『土師ダム』で水深17メートルにある『放流管』に水を止めるゲートを設置する作業をしていた潜水士・松岡信宏さんが直径1.2メートルの放流管に吸い込まれました。 松岡さんは、一緒に作業していたダイバーに引き揚げられましたが搬送先の病院で死亡しました。 調べによりますと水中で潜水作業が行われる際は放水が行われないよう排水側のゲートを閉めることになっていたものの閉まっておらず警察は業務上過失致死の疑いで捜査しています。