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資料保存と文化資源に関するmk16のブックマーク (2)

  • 【文化財剥落問題】世界遺産の平等院など剥落数十件、接着に使用の合成樹脂原因か 文化庁が方法見直しへ(1/2ページ)

    世界遺産・平等院鳳凰堂(京都府宇治市)の扉絵をはじめ、全国の文化財で、昭和20年代以降に修復作業で接着剤として使われた合成樹脂が原因とみられる劣化や剥落が相次ぎ、文化庁はこの修復方法を見直す方針であることが31日、分かった。世界遺産の原爆ドーム(広島市)なども影響を受けるなど、国宝級の文化財や世界的な建築物に広がる可能性があり、これらの保存が危機にさらされている現状も浮き彫りになった。 被害件数は少なくとも数十件あり、同庁は今後の修復でこの樹脂の使用を控え、古来の自然素材を用いた手法に切り替える方針。 文化庁によると、合成樹脂は接着力が強い上に扱いやすいとされ、20年代から壁画の剥落止めなどの文化財修復での使用が始まり、40年代には広く使われるようになった。これまでに全国の文化財千件以上で使用されているという。 ただ、紫外線に弱く、時間がたつと粉状になったり、表面上に樹脂がにじみ出て接着面

    【文化財剥落問題】世界遺産の平等院など剥落数十件、接着に使用の合成樹脂原因か 文化庁が方法見直しへ(1/2ページ)
  • 重要文化財にカビ 財政難で空調更新できず 金沢文庫:朝日新聞デジタル

    県立金沢文庫(横浜市金沢区)で9月初め、国指定重要文化財の多数の仏典にカビが発生した。空調装置が老朽化し、収蔵庫の湿度を管理できていなかったのが原因だ。空調には不具合が多発していたのに、財政難で更新できなかったという。展示をとりやめてカビを取り除く作業を進めているが、再オープンの予定も抜的対策の見通しも不透明だ。 カビが発生したのは「宋版一切経」。鎌倉幕府の有力者だった北条実時が中国宋から取り寄せた仏典で、3486帖(じょう)が残っており、国の重要文化財に指定されている。171の木箱に入れてあったが、131箱で雪を散らしたような白カビが表紙に発生した。 文庫長の永村眞・日女子大教授によると、収蔵庫内は気温20度、湿度60%に設定していたはずだが、調べると湿度は70%を超えていた。さらに文化庁の専門家による調査で、壁や棚の木材がかなりの水分を含んでいることが判明。家庭用の除湿器を10台導

    重要文化財にカビ 財政難で空調更新できず 金沢文庫:朝日新聞デジタル
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