長野県で起きたバス事故で、バスを運行していた東京の会社が、国の基準を大幅に下回る安い運賃で受注して運行していたことが分かりました。国土交通省は、道路運送法違反にあたるとして、安全に影響を及ぼしたおそれがなかったかどうか詳しく調べています。 国土交通省によりますと、仲介した会社はツアーを企画したキースツアーから「ことしは雪が降らず利用客が少ないので、基準を下回る安い運賃で当面運行してもらうが、利用客が増えれば運賃を上げる」と説明を受けたと、話しているということです。 これについてバスの運行会社の高橋美作社長は16日の記者会見で、「スキーツアーは長く回数が多いので、少し安くても受注した。コストを削ってということは全く考えていない」と述べ、安全をおろそかにする考えはなかったことを強調しました。 貸し切りをバス巡っては、激しい価格競争のなかで不当に安い運賃で受注する事業者があったことから、国土交通
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