熊本地震のあと、生後1か月前後の赤ちゃんを育てる母親の5人に1人が「産後うつ病」の疑いがあることが、熊本市の病院の調査で明らかになりました。割合は地震の前の2倍となっていて、病院は「母親を孤立させない対策を急ぐべきだ」と指摘しています。 この病院で子どもを出産してから1か月以内に熊本地震を経験した母親186人を対象に、はっきりした理由もないのに不安や恐怖にかられることや自分を傷つけたいと思ったことがあるかなどを聞きました。 その結果、産後うつ病の疑いがあると判断された母親は38人と、5人に1人、率にして20%に上ったことが分かりました。 一方、地震前のおよそ2週間に行った調査では、疑いがあるとされたのは全体の11%で、地震のあと、割合がおよそ2倍に増えたことになります。 なかでも地震が発生した直後の1週間の調査では、疑いがある母親は27%に上り、特に高い割合になったということです。 母親の
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