北朝鮮情勢が緊迫するなか、国会では18日も弾道ミサイルに関する議論が行われ、稲田防衛大臣はミサイルの迎撃は可能だという認識を強調しました。 民進党・本村議員:「北朝鮮からミサイルが飛んできた場合、本当に撃ち落とすことが可能なのか、イエスかノーで答えて下さい」 稲田防衛大臣:「可能です」 また、サリンなど化学兵器を搭載したミサイルを迎撃した場合の被害についても議論になりました。防衛省幹部は、ミサイルを迎撃して破壊した時の熱などによって化学物質の効力がなくなる可能性が高いという見方を示しました。そのうえで、仮に効力が残っていても地上に落下する過程で拡散するとして「所定の効力を発揮することは困難だろう」と述べ、被害は拡大しないという認識を示しました。