平城遷都1300年祭のPRにと、日本とインドの交流を進めるNPO法人「インド日本友の会」(奈良県大和郡山市)が今月、インド東部オリッサ州の砂浜で同祭公式マスコット「せんとくん」の砂像を制作した。 幅約5メートル、高さ約2メートルで、せんとくんが寝そべった姿。インドの芸術家に依頼し、15日に完成した。イラストを参考にしたが、顔の表情に異国的な雰囲気も漂う。 一帯はベンガル湾沿いのリゾート地。観光客らは頭に角が生えた姿に驚いた様子だったといい、同会は「PRの手応えは十分。秋には奈良でも砂像を作るイベントを開きたい」。