リンク Chem-Station (ケムステ) 【書籍】アリエナイ化学実験の世界へ―『Mad Science―炎と煙と轟音の科学実験54』 今回紹介する書籍『Mad Science―炎と煙と轟音の科学実験54』は以前に取り上げた『Illustrate… リンク Wikipedia ヘニッヒ・ブラント ヘニッヒ・ブラント(Hennig Brand、1630年頃-1692年)はドイツの錬金術師である。1669年に人間の尿からリンを分離した。 1670年頃はハンブルクに住んでいた。商人という説と医師であったという説がある。銀を金にかえる液体が人間の尿にあると信じて、尿を腐食させたあと水分を蒸発させるなどの手順でリンの元素を分離した。空気中で燐光を発する物質の発見のニュースはドイツ中に広まった。この製法を公開するかわりにフリードリヒ公から報酬をうけとることができた。 リンの製法はロバート・ボイルが
■世界で一番美しい元素図鑑 セオドア・グレイ (著), 若林文高 (監修), ニック・マン (写真), 武井摩利 (翻訳) 元素コレクターによって書かれた本。元素コレクターというか、元素オタクと言っていい。この本は元素に対する愛にあふれている。著者のセオドア・グレイは、■周期表テーブル(The Wooden Periodic Table Table)を作ったことに対して、2002年のイグノーベル賞(化学賞)を受賞したぐらいだ。このテーブルには「周期表の形をした机で、各元素の部分の蓋を取ると中にその元素または関連品が入っている(P235)」のだそうだ。周期表については説明の必要はないだろうが、これのこと。 周期表は、この古めかしい形で世界中に知られています。だれが見ても、すぐそれとわかります。ナイキのロゴやタージ・マハル、アインシュタインのヘアースタイルと並んで、周期表もまた私たちの文明の象
大麻が、日本人にとって身近な植物だと聞いて、驚かれる方も多いだろう。神社の鈴縄やしめ縄は大麻から作られているし、七味唐辛子に含まれる「麻の実」は大麻の実である。この他にも蚊帳、産着、下駄の鼻緒、畳の縦糸と、我々の伝統文化と大麻との関係は、枚挙にいとまがない。 著者によれば〈大麻は、日本の風土にあっていて、農薬などが少なくて済み、成長が早く、広い用途に使うことができ、持続性社会を考えるなら最適な作物の一つ〉であった。有史以来、日本の伝統・文化と多くの接点を持ち、生活に溶け込んでいた植物にも関わらず、戦後、我々は大麻に対し一貫して否定的な印象を持ち続けてきた。本書では、このような“現代の禁忌”である大麻問題を、様々な例を挙げつつ、肯定しようと試みている。 そもそも「麻薬」と「大麻」を混同している人も多いのではないか。「麻薬」という言葉は、旧字体では「痲薬」と記し、「痲」の字は「しびれる」という
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く