ニューヨーク(CNNMoney) イスラエルの企業ストアドット社は8日までに、スマートフォンをわずか30秒で充電できる技術を開発したとして、試作品の映像を動画共有サイトのユーチューブで公開した。 動画を公開したストアドット社のドロン・マイヤーズドーフ最高経営責任者(CEO)によると、この技術はテルアビブ大学のアルツハイマー研究から生まれたという。 マイヤーズドーフ氏は、「研究の過程で特定のアミノ酸が分離され、我々はこのアミノ酸とペプチドを使ってナノ結晶を生成することに成功した。これが持つ特性を利用して、バッテリーなどさまざまな装置が開発できた」と解説する。 しかも同氏によれば、この製品は急速充電できるだけでなく、プラグを抜いた後も充電を続けられるという。 ただし、この点についてCNN読者からは、「不可能だ」「あり得ない」などのコメントが相次いでいる。 目下の課題は充電器の小型化にあるという