日本ヒューレット・パッカードは12月10日、本年5月に事前発表されていた超大容量ストレージ「HP StorageWorks 9100 Extreme Data Storage System(以下、「ExDS9100」)」を販売開始する。同時に報道陣に対する説明を行った。 ブログやSNSの普及、そして動画、音楽などの配信サービス拡大により、市場では大容量のファイルベースストレージが求められている。調査会社IDCの予測では、2008年から2012年にかけてワールドワイドで増加するストレージ使用量は年率50%にのぼる。2008年は、RDBMSなどに属するブロックデータの総量をファイルデータの総量が上回るという、逆転現象が起こった年でもある(こちらもIDC調査による)。 会見冒頭、挨拶に立った日本HP 富岡徹郎 ストレージワークスビジネス本部長は「Web2.0型のサービスが急速な発展を見せる現在、