都内の首相官邸で記者会見に臨む菅直人(Naoto Kan)首相(2010年8月10日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA 【10月5日 AFP】経済協力開発機構(Organisation for Economic Cooperation and Development、OECD)のアンヘル・グリア(Angel Gurria)事務総長は4日、日本は首相が頻繁に変わりすぎ、これが経済回復を妨げていると苦言を呈した。 スペインのマドリード(Madrid)で開かれた経済会議で、20年におよぶ日本の景気低迷についての質問を受けて述べたもので、グリア氏は「日本は非常に複雑な経済問題に直面しているが、同時に統治にも問題がある」と語った。 また、「近年、日本では何人の首相が誕生したのか。5人か6人だったろうか。これは状況改善の役に立たない」と述べ、「政権が不安定だと政府は今日、明日にでも取り組