排熱、廃熱、余熱から電気を作る温度差発電シート2016.05.03 12:055,769 武者良太 地球温暖化の抑制にもつながるかも。 積水化学工業がゼーベック効果を用いた、熱源に貼るだけで発電するカーボンナノチューブ温度差発電シートを試作。実用化に向けた認証実験に入りました。 この技術はNAIST(奈良先端科学技術大学院大学)と共同開発していたもの。従来のゼーベック効果を用いた熱電変換技術は金属やガラスファイバー、半導体を用いていたために自由度がなかったのですが、こちらは薄く、軽量で、フレキシブルなのが特徴。たとえばパイプの周囲に貼ることもできるようです。 50℃~150℃といった温度から電気を作ることができるんですって。パソコン、サーバールーム、照明器具、自動車などからも発電できる技術なんですね。 積水化学工業としては「高温多湿な環境下で定期的な交換・診断が難しく、かつ昼夜問わず常時監
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