2009年11月のスクエニ大量リストラ事件 スクウェア・エニックスは2010年3月期中に、3805人いる社員の10〜15%を削減する。「企業合併を繰り返す中でマネジメント力が弱くなり、組織がゆるんで大企業病のようなものが出てきた。組織を有機的に動かせるサイズにする」(代表取締役社長の和田洋一氏)のが狙いという。 これは11月5日に開催された2010年3月期第2四半期の決算発表会の場で明らかにしたもの。 スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏 和田氏によると今回の人員削減は、部門閉鎖などに伴うものではなく、あくまでも組織を筋肉質な体制にするための取り組みであるという。「リストラではなく、組織活性化のため」といい、対象は開発部門や経営管理部門など全社にわたり、また、5月に買収した英Eidosの社員も含まれるとのことだ。 スクウェア・エニックスの業績自体は、7月に発売したニンテンドーD