暗い、寒い、真新しい空間。 NASAが国際宇宙ステーション(ISS)でテスト中の風船のように膨らむ宇宙の家に、初めて人が入りました。人がいる間にこの風船が割れたり、飛んで行ったりすることはなく、まずは一安心です。そのときの動画も公開されています。 宇宙飛行士のジェフ・ウィリアムスさんは、Bigelow Aerospaceが開発した宇宙の家「BEAM(ビゲロー拡張可能活動モジュール)」に初めて入った人物となりました。それは米国東部夏時間6月6日、午前4時47分のことでした。 ウィリアムスさんの第一印象は、BEAMの中はとても暗く、寒く、そして清潔だというものでした。彼は「真新しい(pristine)」という言葉を使っていたんですが、たしかに誰も入ったことのない空間なので、その通りなんでしょうね。また内部に結露ができるかもという懸念があったんですが、それは見られず乾燥していたことも安心材料のひ