【佐藤常敬】サッカーJ2のガイナーレ鳥取が、米子市安倍に今春から建設していた「チュウブYAJINスタジアム」が、ほぼ完成した。元日本代表選手の岡野雅行主将(MF)の愛称「野人」を冠した新たな拠点だ。「こけら落とし」の完成記念試合が12月9日に予定されている。 スタジアムは天然芝で、観客収容人数約7400人。この数はJ2基準の1万人以上に達しておらず、夜間照明もないなど課題が残るが、米子はチーム発祥の地。ホームゲームの開催は現在、鳥取市のとりぎんバードスタジアムだが、「県西部でも試合が見たい」などサポーターの声も多く、「サブスタジアム」とする。年間数試合の公式戦の開催を目指し、Jリーグと調整中という。 平地につくると30億〜40億円かかるが、小山をすり鉢状に掘って斜面に観客席を設置するといった工夫で、建設費は約3億円。このうち、半分近くはサポーターの寄付や地元企業などの協賛金だ。観客席前列か
![J2鳥取新拠点「YAJINスタジアム」、ほぼ完成](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/13ce2043e86476892dcd0dc29103ccad2db8a56d/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fweb.archive.org%2Fweb%2F20130129120013im_%2Fhttp%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fsports%2Ffb%2Fimages%2FOSK201211240067.jpg)