ＪＲ西、緊急列車停止装置付け忘れ…４編成を運行 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）ＪＲ西日本は３１日、運転士に急病などの異常があった際に作動する緊急列車停止（ＥＢ）装置が機能しない状態で運行していた列車が、２００８年１２月以降、４編成あったと発表した。車両を検査する作業員の連絡不徹底や作業ミスが原因で、装置を付け忘れたり、スイッチを誤って切ったりしていたという。 ＥＢ装置は、運転士が１分間、何も運転操作をしなかった場合、ブザーが鳴り、さらに５秒以内に確認ボタンを押すなどの操作をしなければ、非常ブレーキがかかる仕組み。０５年４月の福知山線脱線事故を機に国土交通省が０６年７月、鉄道事業者に期限付きで設置を義務づけた。ＪＲ西は対象２７９０両のうち、８５％で設置済み、１０年度末には全車両への整備を終える予定。 問題のあった４編成のうち１編成は、車両の検査時、ＥＢ装置を一時的に取り外したが、その作業報告が引き継がれておらず、再設置せぬまま昨年１２月１８日〜今年１月４日の間、片町線
