ヤクルトは1日1本だけ、と心に決めて生きてきた。おいしいが、度を越した摂取は体に害があるのでは、という思い込みによるものだ。現にヤクルトの容器にも、1日あたりの摂取目安量は1本と表記されている。 しかし、ある日ヤクルトのホームページを巡回していたとき「乳幼児を除いて一日に何本飲んでもかまいません」との記述を見つけた。何ですとー! ぼくにとっては衝撃的なこの事実。もう自分を抑圧することはない。大好きなヤクルトを心ゆくまで飲みまくってやろう。 (榎並 紀行) 夢のジョッキヤクルト ヤクルトにはシロタ株という中小企業みたいな名前の菌が1本あたり150億個も含まれているそうだ。これが生きたまま腸に到達することにより腸内環境を改善し、おなかの調子を整えてくれる。 飲みすぎると腸内がシロタ株だらけになり、大変なことになるのではないか、とこれまでのぼくは考えていた。もともと胃腸が強いタイプではないのだ。