映画館を救った映画オタク[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督が、若い頃から通っていたロサンゼルスの名画座が経営難に陥ったことを知り、経営者一家に救いの手を差し伸べるために同館を買い上げたことが明らかになった。 米ハリウッド・レポーター誌が報じたところによると、その映画館は、ロサンゼルスにある座席数200席の名画座ニュー・ビバリー・シネマ。もともと1929年に封切館として始まったが、78年に現オーナーのトーガン一家が名画座に変更。クラシック作品を中心に、インディーズや外国映画まで幅広いラインナップを2本立てで上映している。タランティーノ監督も19歳の頃から通い始め、07年には自らコレクションしたフィルムを2カ月にわたって上映する映画祭を企画するなど、深い縁のある映画館だ。 ニュー・ビバリー・シネマは、DVDの台頭で入場料収入が減少したのを契機に2000年代なかばから資