映画監督による性暴力の問題について、是枝裕和監督ら映画監督の有志6人が、監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対するとの声明を発表しました。 この問題は今月、性被害を題材にした映画の男性監督について、複数の女性が過去に性行為を強要されたなどと証言していることを週刊誌が報道し、作品の公開が中止となるなどの影響が出ているものです。 こうしたことを受け18日、是枝裕和監督や西川美和監督、それに深田晃司監督など6人の映画監督が声明をインターネットで公開しました。 「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します」と題したこの声明では、報道されている行為や内容は決して許されるものではなく、まずは、被害にあった人の「尊厳を守ることに注力すべき」だとしました。 そして、映画監督は強い権力を持った立場にあることを強く自覚するべきで、その地位を乱用してほかの人を不当にコントロールすべきではないとし、
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