信頼性の向上のためにRAID1でミラーリングをしている人も多いかと思う。ところが私のまわりでRAID1でミラーリングしている人は、口をそろえて「壊れるときは2つのHDDが同時期に壊れる」と言う。 同じ製造ロットの2つのHDDを組にして、全く同じようにHDDにアクセスするのでHDD寿命も同じぐらいになるのだと私は思っていた。でも、以下の記事を読んで考えを改めた。 アライメントが狂ったことでリードエラーが頻発しリトライ/リキャリブレート回数が増加すると、ヘッドとアームを超高速で駆動させるボイスコイルモーター(VCM)が発熱する。「VCMは動作によって最も発熱しやすい部位で、あっという間に温度を20〜30度も上昇させます。サーバマシンでは発熱したハードディスクの熱によって隣の正常なハードディスクの温度が上昇し、連鎖的に障害を発生させてしまうこともあります」という。 ハードディスクマイスターに聞く