まず単純に情報が少ない。本屋に行ってファッション誌の数を比較してみればイイ。その差は圧倒的だ。女性誌なら年齢別、タイプ別に細かく分けられ、更に同じカテゴリー内でも競合誌が何冊かある。でも男の場合は極端に若者向けばかりに偏ってる。しかもそのジャンルは断続的かつ狭い。「自分が欲しいカンジはこの雑誌だけを読めばOK」みたいな一冊というのは、まず見つからない。 またお店も少ない。デパートを除けば原宿、青山、渋谷、代官山などに重要なショップは殆ど集中している。ソコまでいかないと欲しい服は手に入らない。狭いエリアに絶望的な数のお店が密集してるので「ガイドも無しに自分の欲しい服を扱うお店まで奇跡的に辿り着く確率」というのは限りなくゼロ。 更に「安くてソコソコ流行に合った服」というジャンルがほぼ無い(強いていえば古着やミリタリーのサープラス品を部分的に取り入れるのがソレに当たるけど、スタイリング能力をそれ