【AFP=時事】ナイジェリア南西部オンド(Ondo)州で先週発生し、これまでに少なくとも18人の命を奪った「謎の病気」について、世界保健機関(World Health Organization、WHO)は19日、農薬中毒が原因だった可能性が高いとの見解を示した。 ナイジェリアで「謎の病」、24時間で死亡 既に18人が犠牲に WHOのグレゴリー・ハートル(Gregory Hartl)報道官はツイッター(Twitter)で、「現時点では、除草剤が原因だったという仮説を立てている」「これまでの検査では、ウイルスや細菌感染は見つからなかった」と発表した。 南西部オンド州オデイレレ(Ode-Irele)では先週、住民らが頭痛や体重減少、かすみ目、意識消失を訴え、発症から1日以内に死亡する事例が相次いでいた。同州の報道官はこれを「謎の病気」と表現。エボラ出血熱が猛威を振るった地域で、新たな感染症が