ガラパゴスだって頑張ってますよ。 今から47年前、1964年にシャープ電子式卓上計算機「コンペット CS-10A」が発売。価格53万5000円、ほぼ自動車と同じほどの値段でしたが世界初のオールトランジスタ・ダイオードによる電子式を採用。静かで計算が速く、事務や経理部門の業務効率化に貢献。その後の小型化、消費電力化、液晶化の礎となった画期的な電卓です。 すでに英国・大英科学博物館に永久保存、2005年にIEEEにより「IEEE マイルストーン」認定、2008年には国立科学博物館「重要科学技術史資料」登録されていましたが、このたび情報処理学会「情報処理技術遺産」に認定されました。 今風にいうと iPhoneの登場くらいインパクトがあったんでしょうね。いやはや、日本だってイケてます。 [シャープの電子式卓上計算機(電卓)<コンペット CS-10A>が『情報処理技術遺産』に認定 ] (野間恒毅)