富士フイルムは24日、次世代撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」を発表した。 スーパーCCDハニカムEXRは、「ノイズの少ない高感度」、「豊かな階調を実現するワイドダイナミックレンジ」、「高解像度」を1つのセンサーで実現するという。同センサーを搭載する製品は、2009年の早い時期を目標に開発中としている。 ■ キーワードは「人の目で見たそのまま」 同日都内で行なわれた発表会では、同社執行役員営業次長兼FinePix営業部長の小島正彦氏が発表に先駆けて挨拶した。「キーワードは『人の眼』、『目で見たそのままを写す』」と表明し、続けて「今年はFinePix10周年の年。特にワイドダイナミックレンジやフイルムシミュレーション、顔キレイナビといった機能を搭載した機種を発売して、高い評価をいただいている」と前置きした後、「コンパクトデジカメの市場では価格の下落が著しいが、成熟市場ということで、各メ