Mozillaは、スマートフォンOSから撤退し、「Firefox OS」の重心を「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)アプリケーションに移す方針を決定した。その結果、5月に公開予定の「Firefox OS 2.6」をもって、スマートフォン向けFirefox OSの開発は終了する。 MozillaのGeorge Roter氏はブログ投稿で次のように述べている。「複数のOSとアプリのエコシステムがすでに確立されている状況では、われわれは追随する立場にあり、そこにMozillaがスマートフォン市場で勝てる条件はなかった」 「コネクテッドデバイスの新しい領域で成功するには、未来の原型を作ること、およびIoTでいかに最大の影響力を及ぼせるかを模索することに全精力を傾けなければならないとわれわれは判断した」(Roter氏) Roter氏によると、MozillaがIoT