カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)の評判がうなぎ上りだ。廃棄品が産廃業者によって横流しされた事件で、壱番屋が自ら事件を解明して逐一消費者に告知、再発防に向けた対策も短時間にやってのけたからだ。 一方で、評判を下げたのが大村秀章愛知県知事だ。定例記者会見でこの事件に触れ、「ココイチは反省してほしい」などと語ったため、「ココイチは被害者だろ」「処理業者の認可やチェックは行政の責任問題だろ!」などとネット上で激しい批判を浴びることになった。 全社員一丸となって事件の解明に向かった 産業廃棄物処理業者による不正転売の第一報が壱番屋から出たのは2016年1月13日。同社広報によれば、その前日にフランチャイジーに勤務するパート従業員がスーパーでの買い物中に販売されているはずのない冷凍の「ビーフカツ」を発見した。従業員は写メを撮り、本部に通報、1時間もしないうちに広報にも一報が入った。 その後は「全
![カツ横流し事件、約一日で自らの手で全容解明 「これぞ神対応!」と壱番屋の株が急上昇](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a1a84c8f3cd8cf0196af8ecfacda04f37e17d74e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.j-cast.com%2Fimages%2Forigin%2F2016%2F01%2Fnews_20160120182417.jpg)